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我が家はとにかく口喧嘩が多い！
我が家はとにかく夫婦喧嘩、つまり口喧嘩が多いです。
どちらも気が強く、短気なのですぐに言い合いが始まります。
自分の方が頭がいいことを見せつけて、途中からはいかに相手をギャフンと言わせるかの理論合戦。
思いやりのかけらもない時間を過ごしていることに気づきながらも、お互い自分が間違っているなんて微塵も思っていませんから、なかなか歩み寄りができません。
入籍前のある日、私が、
なんて捨て台詞を吐いたことがあります。
すると旦那に
と言われました。
その時、「喧嘩がなければ、仲直りもできない」それは確かなことだと思いました。
口喧嘩をしても仲直りできる相手と結婚しよう
口喧嘩が多いと、この人が結婚相手で大丈夫？と思ってしまうもの。
でも、恋人や夫婦とはいえ、他人同士なので感覚の違いや価値観の不一致があることは当然のこと。
遠慮のないガチンコ勝負でぶつかり合った後、どう仲直りするのか、それこそ一人では決してできない経験。
「喧嘩をしなくて済む相手よりも、喧嘩をしても仲直りできる相手と結婚しよう」
そのときそう思ったのです。
その決断は文字通り現実となり、結婚後も喧嘩の絶えない夫婦になってしまいました。
でもその考えが根底にあるので、喧嘩＝絶対的に悪いこと と思わずにいられるのです。
「こんなはずじゃなかった」ではないんだ、これが私の考えていた通りの結婚なんだ。
喧嘩は悪いことじゃない
自分の意見や思いの丈を誰かにぶつけるとき、自分の価値観、自分という人間そのものを再認識させられる時があります。
「私って本当に真面目なんだな」「私って本当に短気だな」「私って本当にこんな些細なことですら許せないんだな」
自分以外の誰かと遠慮なくぶつかったときに初めて感じることのできる感情があるのです。
だから、喧嘩をすることは必ずしも悪いわけではない。
と思うのです。
言い争う気もおきないほど呆れてお互い無口なることも、
気持ちを踏みにじられたまま放置されて居た堪れない思いになることも、
心無い言葉をぶつけ合ってお互いに絶望することもあります。
でもそんな辛い思いをしてまで一緒にいる覚悟をしたのって滑稽ですよね。
そこに愛がないとか好きじゃないとか大袈裟にすることはやめました。
それでもなぜか一緒にいる、それがすべての答え、それでいいのです。
無口なった後でも、居た堪れない思いになった後でも、絶望した後でも、
毎回少しずつ違う仲直りを積み重ねて、いつかまた一緒にご飯を食べて、一緒にテレビを見て、一緒に朝を迎えているのです。
夫婦喧嘩もひとつのイベントにしてしまおう！
何十年も時間を共に過ごしてきたご夫婦や、子育てが絡んで一筋縄にはいかないご夫婦にとっては、甘いと思われるかもしれません。
だからこそ、今の等身大の自分と夫婦のかたちをベストにしていく努力をし続けていこうと思います。
そんな努力と工夫を綴っていけたらなと思い記録に残そうとブログを始めました。
つまり、この記録は夫婦喧嘩を記すものではなく、その努力と工夫を記す仲直り日記なのです。
私たちは、何の変哲もない日常にイベント性を持たせて、いつまでも刺激的な毎日を過ごしていくことが夫婦円満につながると信じています。
この記録があることで、夫婦喧嘩も仲直りも立派なイベントになるはずです！
Dancing in the rain
旦那と出会った日、彼の人生のテーマを耳にしました。
Stimulation and Cure
- 刺激と癒し
彼は、
と言ったのです。
私は彼のその考えに深く賛同し、私もそんな人生を歩んでいきたいと思ったのです。
出会って1週間後から一緒に住み始めました。
彼の玄関先に飾ってあった小さな黒板、Stimulation and Cureと書かれていた彼だけのテーマに、and Loveを追加して、二人の波乱万丈な生活が始まりました。
そして結婚する日、ふと二人で立ち寄ったカフェでとても素敵な言葉を見つけました。
Life is not about waiting for the storm to pass, it is about learning to dance in the rain.
-人生とは、嵐が過ぎ去るのを待つものではない。雨の降る中でどう踊るかを学ぶものだ。
ある日、いつものように喧嘩をして素直になれなかったとき、彼に
と言われ、はっとしたのです。
晴天のした穏やかに眠るよりも、大粒の雨に打たれながらいかに楽しく踊るかを学ぶ旅を選んだ自分たちに気づかされたからです。
ここからが本当の闘い
なんてちょっといい話もしてしまいましたが、私の闘いはすでに始まっています。
このブログがある限り、私にとって夫婦喧嘩は分かりやすい形での「イベント」！
今後の喧嘩は、観察という目線も併せ持って挑むつもりなので、相手よりもすこし冷静に闘えそうです。（ふふ
むしろ「（お、イベント始まるか！？）来いよ、来いよ～」というスタンスです。
ということで、犬も食わないであろう夫婦喧嘩の記録をぜひ楽しみにしていてください^^
