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素人の中古不動産の売買には不動産仲介業者が必須!
マイホーム購入は、大きな買い物ですよね。
そして、素人の不動産購入に必ずついてまわるのが不動産屋さんの存在。
特に中古売買では、物件の案内から最後の引渡しまで、不動産仲介業者が手取り足取り教えてくれることになります。
新築購入と中古購入ではまた勝手が違うので、ここでは中古不動産の購入を想定した「不動産仲介に好かれるメリット」をお教えします!
不動産仲介業者に好かれるメリット
お客様のために最善を尽くすことは不動産仲介のプロとして基本中の基本!
でも、仲介業者も人間ですから、お客様によってモチベーションが変わってくるのもまた事実。
では実際に、仲介業者に好かれるとどんなメリットがあるのでしょうか。
不動産仲介業者に好かれるメリット
- 最新の情報をよりいち早く届けてくれる
- 真のニーズをより引き出してくれる
- 見たい物件の内見調整をより頑張ってくれる
- 交渉をより頑張ってくれる
- トラブルを未然に防ぐ努力をよりしてくれる
プロとしてすべて当然のごとくこなすべき仕事ではありますので、「より」と付けさせて頂きました(笑)
最新の情報をよりいち早く届けてくれる
不動産は情報がすべてです。
今では、インターネット上で一般の人でも物件探しができるようになりましたが、ポータルサイト毎に載っている物件が微妙に異なることもあるため、すべてを網羅するのは難しい場合もあります。
不動産業者はREINS(レインズ)という、不動産業者だけが閲覧できるポータルサイトのようなものを見ることでき、特に居住用の中古物件であればほとんどREINSで検索することができます。
つまり、一般の人向けに公開されているあらゆるポータルサイト(スーモやアットホーム)で探すよりも、より早くより確実に市場に流通している物件を検索することができます。
「このお客様のために頑張りたい!」と思ったら、そのお客様の条件を保存して、日ごろから検索して最新物件がないかを確認してくれるのです。
逆に「このお客様はちょっと・・・」となれば、気が向いたとき、思い出したときくらいしか検索をしてくれないこともしばしば。
お届けできる物件の情報量とスピードは圧倒的に異なることがあります。
真のニーズをより引き出してくれる
当初の希望とは180度も異なるような物件を買われるお客様も実際に多いのです。
「絶対に南向きがいい!!」
というお客様でも、ライフスタイルをよくよく聞いてみると、日中はほぼ留守。
であれば、朝日が差し込む東向きが、健康的な朝のスタートにはぴったりだったり…
【南向き ⇒ 南向きか東向き】の条件に変えるだけで、選択肢はぐっと広がります。
また、さらによくよく話しを聞いてみると、日当たりよりも、開放的な眺望を望まれていることが分かった場合。
最終的には、北向きの素晴らしい公園ビューが売りのマンションを購入して頂いたこともあります。
特に都心の中古マンション購入の場合、不動産屋はそのエリアのマンションの強みや弱みを知り尽くしています。
「このお客様のために頑張りたいな!」と思えたら、より深くニーズを聞き出して、ソリューションを提供できるよう情報の引き出しを多く開けてくれます。
運命の物件に出会う鍵は、担当の仲介業者にあるかもしれません。
見たい物件の内見調整をより頑張ってくれる
これも重要です。
賃貸の場合、基本的に募集中の部屋は空室のため、不動産屋が営業していればいつでも内覧ができます。
しかし中古物件の売買は違います。
売主様が住みながら売却活動をしていることも多く、売主様がご在宅のまま室内を内見することは一般的です。
つまり、売主様(さらには売主様側の仲介業者)とのスケジュール調整が必要になるのです。
実は、このスケジュール調整が、仲介業者にとってはかなり大変な作業なのです。
売主様も個人のお客様であることが多く、日中は働いているためすぐに連絡がつくとは限りません。
また、土日は売主様に予定が入っていることもあるので、お客様(内覧希望者)とのスケジュールを合わせるのも大変。
売主様のスケジュールを確認している間に、お客様(内覧希望者)の都合が悪くなるなんてこともあれば、さらに調整は難航します。
もちろんこれも仲介として基本の仕事(というか、なにより大切な仕事!?)ではあるのですが、「このお客様にこのお部屋を見せてあげたい!」となれば、機転を利かせた先回りのアプローチや粘り強い対応でなんとか調整しようと奮闘してくれます。
逆に「このお客様はちょっと・・・」となれば、「その日時では調整が難しいそうです」とあっさり引き下がってしまうことも。。
交渉をより頑張ってくれる
中古市場には、交渉がつきものです。
たとえば、
- 価格
- 契約時期
- 引渡時期
- 家具・家電等の残置
などが主に交渉の対象となる項目です。
交渉の段階まで行けば、基本的にどの仲介業者も頑張りますが、それでもやっぱり思い入れの強いお客様への対応には差が出てきます。
例えば、売主様を説得するために、電話ではなく直接会いに行ってくれるのか?
お客様(買主)の希望をどこまで誠意をもって伝えてくれるのか?
あらかじめ把握しているお客様の妥協地点に甘えないで頑張ってくれるのか?
原動力となるのは、営業としての成績はもちろんのこと、「このお客様のために頑張りたい!!」という熱い思いです。
どんなに合理的でクールで冷めた営業マンでも、そういう瞬間があるのをこれまで多く見てきました。
また、競合の多い人気物件に購入申込みが重なった場合、条件(売主様の享受するメリット)が同じだったら、もちろん好きなお客さんに気持ちは傾いて、買わせてあげる動きをするものです。
トラブルを未然に防ぐ努力をよりしてくれる
不動産の売買ともなると、トラブルは多いものです。
引越後早々に給湯器が壊れてお湯が出ません!とか、こんなの聞いてなかった!etc...
引渡後のトラブルはお客様にも多大な迷惑がかかりますし、対応も本当に辛いので、もちろん避けるよう努力はしています。
でも「このお客様には迷惑をかけたくない!絶対に喜んで欲しい!」という思いが強ければ強いほど、より注意深く先回りをしてれますし、なにかあったときの対応のスピードも変わってきます。
トラブルとまではいかない説明しやすい簡単な例ではありますが、しばらく空室期間があった物件でちょっと異臭がありました。
これは、洗濯パンや排水溝から下水の臭いがあがってきているだけなので、生活をし始めれば改善されることは分かっていました。
それでもお客様は不安なご様子。
私は、物件の引渡しまでの間に何度か物件まで足を運び、水を流して臭いの改善に努めました。
引渡日(残代金のお支払いをする日)の前に、お客様に物件の臭いを確認していただき、安心して購入してもらうことができました。
引渡し前とはいえ、すでに契約をしていた後なので、「これは大丈夫ですよ」の一言で押し切ることもできたかもしれません。
でも、ハッピーであるはずの引渡後に不安な思いをしてほしくない!というお客様への思いが原動力となり突き動かされました。
不動産仲介業者もお客様を選んでる!
不動産仲介は、成功報酬です。
いくつ物件を紹介しようと、物件を案内しようと、時間や交通費を使おうと、成約するまでは手数料を頂きません。
だからこそ、不動産仲介業者も注力したいお客様を選んでいます。
不動産業者に最大限頑張ってもらうには、このお客様のために頑張りたい!!と思わせることです。
次の記事では、不動産屋さんに好かれるにはどうしたらいいか?不動産屋さんに好かれるお客さん5つの特徴をご紹介します↓↓