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バンコク旅行:タクシー編
ドンムアン空港からバンコク市街地に向かう主な交通手段には、鉄道、バス、タクシーとあります。
鉄道やバスは安価ですが、スーツケースや荷物を抱えていてまずはホテルに直行したい方にはタクシーがおススメです。
ここでは、タクシーの乗り方、料金、注意点などを体験をもとにご紹介していきます。
タクシー利用の前に相場を確認すること
タクシー利用の前に必ず準備したいことがあります。
それは、ドンムアン空港から行先までのタクシー相場を確認することです。
大幅なぼったくりから身を守るために絶対に必要です。
一般的な相場をガイドブックなどで確認する
ガイドブックを参考にするのは最も一般的な確認方法ですね。
ガイドブックなどを持っていない方のために、ドンムアン空港からバンコク市内へのタクシー相場を一応お伝えするとだいたい300B前後(約1,000円)です。
Google mapで確認する
スマホが使える人は、Google mapでの確認がベストです。
Google mapで「ドンムアン空港」から「目的地」のルート検索をすると、GrabTaxiというタクシー配車アプリを利用した場合の目安の料金が出てきます。
例えば、私は【The Westin Grand Sukhumvit】というAsok駅至近のホテルに宿泊予定だったため以下のように検索しました。
その際、赤で囲ったようにタクシーマークを押してくださいね。
ご覧の通り、230~280B(780円~950円)と出てきます。
このあたりの相場観を身に着けていれば、大幅なぼったくりに遭わずに済むでしょう。
なお、空港でタクシーを手配したり、流れのタクシーを利用する場合には、この料金よりも高くなることは念頭におきましょう。
結論からいうと、このGrabTaxiという配車アプリを利用するのが料金的には最も安く、安心して利用できるのでおすすめです。
しかし、事前に日本でGrabTaxiをインストールしていなかった(ショートメールが利用できないと新規登録時ができないため現地wifiだけでは登録が難しい)、もしくは時間帯によって利用可能な車が現れない場合には、別の方法でタクシーを手配する必要があります。
タクシー利用には主に3つの方法がある?
タクシー利用には以下のとおり主に3つの手段があります。
- Grabアプリでタクシーを呼ぶ
- 流しのタクシーをつかまえる
- 空港内のタクシー乗り場に並ぶ
それぞれメリット・デメリットがありますので順に説明していきます。
①Grabアプリでタクシーを呼ぶ
先ほども言及しましたが、Grabという配車アプリが最も安くておススメです。
ただし以下3つの主な注意点があります。
注意点
- 日本で事前にアプリをダウンロード、新規登録する必要がある
- 時間帯によっては配車が無いもしくは少なくて利用できないときがある
- 目的地までの料金は決まっているが、高速代を別途請求する運転手もいる
① 日本で事前にアプリをダウンロード、新規登録する必要がある
wifi環境があれば現地バンコクでもアプリのダウンロードは可能です。
しかし、肝心の新規登録はショートメールを受信できる環境でなければできません。
そのため、日本国内でダウンロード、新規登録まで済ませておく必要があります。
② 時間帯によっては配車が無いもしくは少なくて利用できないときがある
時間帯によっては運転手が不足している場合もあることを念頭におきましょう。
③ 目的地までの料金は決まっているが、高速代を別途請求する運転手もいる
この手の配車アプリは、事前に目的地までの料金が決まっている点や互いに評価をし合う点から、ぼったくりが発生しずらい仕組みになっています。
しかしながら、当然のように「 You pay highway, OK?(高速代は別途でいいね?)」と請求しようとする運転手も中にはいるかもしれません。
Highway(高速道路)という単語が聞こえたら注意をしましょう。
乗車前に必ず「トータル ●●バーツ、OK?」と確認すると安心です。
②流しのタクシーをつかまえる
空港を出れば、ローターリーで簡単に流しのタクシーをつかまえることができます。
空港内のタクシー乗り場は基本的に混みあっていて、混雑時には1時間前後も待つことがあります。
時間がもったいない、とにかく早くホテルまでたどり着きたいという人に向いています。
しかしデメリットとしては、料金が高いこと!
足元をみられているため、メーターは使われないことが多く、目的地を伝えたらその場で料金の交渉となります。
タクシー乗り場で呼んでもらえるタクシーと比較して2倍以上の料金になることは覚悟する必要があります。
また、高速道路(Highway)を使うため、高速料金を別に請求されることもありますので注意が必要です。
ここでも乗車前に必ず「トータル ●●バーツ、OK?」と確認しましょう。
③空港内のタクシー乗り場に並ぶ
空港内の出口付近にタクシー乗り場があります。
タクシー乗り場というよりも、配車手配所のイメージです。
こちらでは、入り口で番号札を受け取ってから、受付に進み、目的地の分かる紙を提出します。
あとは、番号が呼ばれるまで待つだけです。
流しのタクシーほどのぼったくりはありませんが、配車手数料50Bが含まれることもあり、Grabアプリよりも割高になります。
なお、経験上、高速道路代は含まれている料金が提示されます。
デメリットとしては大変混んでいる場合が多いこと。
混雑時には1時間前後待つこともあります。
先に発券をして目的地を受付に伝えてから、トイレに行ったり、SIMカードを購入したり、空港内を散策したりすれば時間を有効活用できます。
私が「014番」と発券されたとき、受付では「780番」が呼び出されていました。
なお、「999番」の次が「001番」となりますので、私の前には230人組み近くの人が待っていたことになりますが、待ち時間は40分くらいでした。
Grabアプリが使えない場合で、時間に比較的余裕がある場合には、こちらでタクシー配車を依頼したほうが安くて安心です。
ドンムアン空港からのタクシー利用。実際にあった料金比較
①GrabTaxi、②流しタクシー、③空港内配車手配、それぞれの方法で実際にタクシー代を比較してみました。
条件
出発地:ドンムアン空港
目的地:Asok駅至近ホテル(The Westin Grand Sukhumvit)
時 間:深夜24時頃
料金比較結果
- GrabTaxi ・・・ 280B (約950円)
- 流しタクシー・・・900B (約3000円)
- 空港内配車・・・500B (約1700円)
なんと、流しタクシーは、空港内配車の約2倍、GrabTaxiの約3倍という結果でした。
バンコク旅行:タクシー編まとめ
おススメは断然Grabアプリ利用!
待ち時間も少なく、ぼったくりの心配もなく安心です。
また、Grabアプリは旅行中もずっと重宝しますよ。
Grabアプリを使うことができない場合、時間に余裕があれば空港内のタクシー乗り場に行きましょう。
あまりに混雑していて時間的に耐えられない場合の最終手段は流しのタクシーになります。
多少の割高になるのは仕方ないかもしれませんが、しっかりと相場観を身につけてから、相手の言い値にならないように交渉してみましょう。