英語で日記 とても、たくさんの他の言い方
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留学を控えている姪っ子が英語ライティングの練習として、英語で日記を書くことに!
海外居住経験のある私が添削をします。
中学英語を応用して、よりネイティブ風な表現に変えています。

みなさんの英語学習のお役に立てれば嬉しいです。

姪っ子の原稿

姪っ子から送られてきた原稿がこちら。

英語で日記

姪っ子の English Diary

Okinawa Trip
I went to Okinawa in this golden week.
April 29 to May 3.
I ate many delicious food!!
Garlic shrimp.... something.
I drunk shi-kuwa-sa-juice it was very good!!
I enjoyed snorkel I saw many beautiful fish!
Hatenohara beach was very beautiful I was very impressed.
This trip was very fun!!!!
I want to go Okinawa again.

good job!
ネイティブにも趣旨は伝わる文章になっています。
でも・・・

文章がぶつ切り!
ということで、厳しくメスを入れたいと思います。

添削後

まず最初に、私の添削後の英文を載せますね。

添削

Okinawa Trip

I went to Okinawa during Golden Week, April 29 to May 3.
I ate lots of delicious food there, for example, garlic shrimp and other things like that.

I tried shikuwasa juice, which was so good!
I also enjoyed snorkeling and saw all kinds of beautiful fish in the ocean.
Hate no Hama Beach was very beautiful and impressive.
This trip was tons of fun!
I can't wait to go back to Okinawa.
表現のバラエティも増え、ぶつ切り感もなく、自然な文章として読むことができます。

では一文ずつ見ていきましょう!

ゴールデンウィーク中に~した

BeforeI went to Okinawa in this golden week.

After I went to Okinawa during Golden Week.

「GW~したよ!」というとき、inではなくduring(~の間)が自然な表現ですね。

many以外の「たくさん」の表現

BeforeI ate many delicious food!! Garlic shrimp.... something.

After I ate lots of delicious food there, for example, garlic shrimp and other things like that.

many=たくさんの はもちろん正解です!

ただ、many よりも、a lot of のほうがより口語的でくだけた表現

日常会話では、manyよりもa lot ofのほうがより自然に使われます。

カジュアル度合いは、many < a lot of < lots of という順によりフランクで口語的になります。
あと、彼女は「ガーリックシュリンプとか、美味しいものをたくさん食べた!」と言いたいんですね。

この「とか」って、みなさんならどう表現しますか?
彼女の書き方  "Garlic shrimp....something" では、ガーリックシュリンプ・・・とかなんだとか のように、Garlic Shrimp自体がはっきりしないもののような印象を受けてしまいます。
そこで覚えておきたい表現が、"and other things like that" です。
直訳すると、「そのような他のもの」となりますが、ここでは、「ガーリックシュリンプとかね」と意訳できます。

直接的な動作の表現は避ける

Before I drunk shi-kuwa-sa-juice it was very good!!

After I tried shikuwasa juice, which was so good!

シークワーサージュースを飲んだんですね!美味しそう。

もちろん、drunk (飲んだ) でも通じますし、間違いではありません。

ただ、英語は日本語よりも論理的なため、動詞はそのままの動作を表しているように聞こえてしまうんです。

ここでは、実際の「飲んだ!」という動作を伝えたいのではなくて、きっと「飲んでみたんだ!」という経験を伝えたいのだと思います。

それなら、「飲んだ」という直接的な動詞ではなくて、「挑戦した、試してみた」という意味の "tried (=tryの過去形)" を使ってみるとより自然ですね。

very 以外の「とても」① very と so の違い

また、さきほどの文章、very ⇒ so に修正しています。

Before I drunk shi-kuwa-sa-juice it was very good!!

After I tried shikuwasa juice, which was so good!

これも、"very" でももちろんOKです。

ただ、"very" はよりフォーマルで、客観的な視点が含まれます。

日記なら、もっと感情的でカジュアルな "so" が向いていますね。

文をぶつ切りにしないコツ

また、もう一つのポイントとして、文のつなげ方のアドバイスをします。

Before I drunk shi-kuwa-sa-juice it was very good!!

「私はシークワーサージュースを飲んだ とても美味しかった!」うん、意味は通じますよ。

だけど、日本語で考えてみても、ちょっと不自然じゃないですか?

日本語で日記を書くなら、「シークワーサージュースを飲んだんだけど、すごく美味しかった!」と、自然に文章をつなぎますよね?

英語も同じで、二つ以上の文章が、なんの接着剤もなくひとつの文章内に続くことってないんですね。

だから、ここで接着剤の役目をしてくれる "which" を活用しましょう!

which は関係代名詞というちょっとややこしい文法ですが、ここでは日常的な使い方から学びましょう!

 

", which" は、前の文章を受けて「それは」とつなげてくれる接着剤!

だから、", which" を「それ(彼女の文章でいうところの It)」として文を続けることができるよ。

After I tried shikuwasa juice, which was so good!

シークワーサージュースを飲んだんだけど、それはとっても美味しかった!

alsoを活用しよう

Before I enjoyed snorkel I saw many beautiful fish!

After also enjoyed snorkeling and saw all kinds of beautiful fish in the ocean.

「私は~した。私は~した。私は~した。」と続くとちょっと稚拙に聞こえるし、なんだか読み飽きちゃいますよね。

そんなときは "also(~もまた)" を活用して、「私は~した。」と表現することで、より自然になりますね。

many以外の「たくさん」の表現②

Before I enjoyed snorkel I saw many beautiful fish!

After I also enjoyed snorkeling and saw all kinds of beautiful fish in the ocean.

先ほど、manyよりも、a lot of もしくは、lots of のほうがより口語的という話をしました。

ここでは、「たくさんの美しい魚を見た!」と言いたいのですが、ここでいう「たくさんの」というのは、きっと、「多くの種類のたくさんの」ということですよね?

その場合、"all kinds of~"(様々な種類の、多くの~)が使えると、より伝わりやすいですね。

文章ではなく、形容詞を活用する

Before Hatenohara beach was very beautiful I was very impressed.

After Hate no Hama Beach was very beautiful and impressive.

これもまた、二つの文章がなんの接着剤もなく、ただ繋がっていますね。

「はての浜はとても美しかった私は感動した。」という日本語が違和感なのと同じです。

改善策としては、

  1. andをつける
    ⇒ Hate no Hama beach was very beautiful and I was very impressed.
  2. , which をつかう
    ⇒ Hate no Hama beach was very beautiful, which impressed me.
  3. Hate no Hamaを主語にし続ける(beautiful and impressiveが同列になり、文章が2つにならない)
    ⇒  Hate no Hama Beach was very beautiful and impressive.

impressive = 感動的!(印象深い)という形容詞。

Very以外の「とても」②

Before This trip was very fun!!!!

After This trip was tons of fun!

もちろん、 This trip was very fun!!! でも正解ですよ!でも、ありきたり(?)な "very" ばかり並べるのはつまらいないですね。

日本語でだって、「とても」ばかり使ってたら変ですよね(笑)

「すごく」「めっちゃ」「超」「かなり」とか、いろいろな表現をつかうでしょ。
ここで覚えてほしかったのは、 "tons of~ !" という表現。
a lot of~(たくさんの~) と意味合いは同じです。
つまり、
a lot of fun、tons of fun = たくさんの楽しみ
となります。

This trip was a lot of ( tons of ) fun!!!  ⇒ この旅はたくさんの楽しみだった(=とても楽しかった!)

"very" を使わずに、「とても」が表現できますね。

a lot of と tons of の違いは?

tons of のほうが、より大袈裟なイメージです。

「うーんとたくさんの」「めちゃめちゃたくさんの」「すっご~くたくさんの」と、その多さを特に相手に伝えたいときに使えます。

want to ~(~したい)をより感情的に伝える can't wait to~を活用しよう

Before I want to go Okinawa again. ( Okinawa の前に to が抜けています。)

After I can't wait to go back to Okinawa again!

沖縄にもう一度行きたい、と言っていますが、妙に冷静に聞こえます。

ここは、したい!!という思いをより感情的に伝えられる can't wait to~!を活用しましょう。

can't wait to ~ = ~することを待てない、待ちきれない(=つまり、めっちゃ~したい!)

もう一度ここに戻ってきたい!!!!という思いの丈を最後に綴れば、素敵な日記になりますね。

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