カンボジアビザ申請
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東南アジア旅行に慣れているはずの私が、初めて訪れたカンボジア・シェムリアップ国際空港のアライバルビザ(到着ビザ)で可憐にもぼったくられた話をします。
この記事では、アライバルビザの取得方法や注意点をご説明します。
みなさんが悪質なぼったくりから身を守れるよう、私の体験談が参考になれば幸いです。

カンボジア入国には "必ず" ビザが必要!

日本人のカンボジア入国にはビザ取得が義務付けられています。

滞在期間や滞在場所関係なく必ず取得する必要があります。

ちなみに、勉強不足の私はその事実を飛行機の中で知りました

ビザの取得方法は主に4つ!

飛行機の中でビザが必要な事実を知った私でしたが、そこは問題ありませんでした。

なんでも、空港に到着してからビザを取得するアライバルビザ(到着ビザ)最も簡単で安く取得できる方法だったのです!(そう、そのはずだった・・・)

アライバルビザを含め、ビザの取得方法は主に4つあります。

カンボジア入国のビザ4つの取得方法

  1. アライバルビザ(到着ビザ)
  2. 事前にeビザの取得をする
  3. 日本国内のカンボジア大使館or領事館で取得する
  4. 旅行会社に代行してビザを取得してもらう

繰り返しになりますが、この記事ではカンボジア到着時、最も簡単で安くビザを取得できる方法であるアライバルビザの取得方法と注意点をご説明します。

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カンボジアでのアライバルビザ取得方法

取得方法はいたって簡単なんです。

  1. 機内で配られるビザ申請用紙に必要事項を記入
  2. 到着してすぐに待ち構えている配給所に顔写真とともに申請書を提出
  3. USドルで料金を支払う(30日間の観光シングルビザは30US$)

そう、これだけです。

申請書はこちらになります。

カンボジアビザ申請書

申請書の詳しい書き方はコチラの記事をご覧ください↓↓

想定される質問を勝手にQAでまとめてみました。

Q1機内で申請書が配られない場合は?

A1配給所付近のデスクに申請書がありその場で記入できます。

カンボジアビザ申請

Q2顔写真を撮り忘れた!どうすれば?

A2その場合には受付でパスポートを預ければパスポート写真を代用してもらえます。そうしている人の方が多いので、正直写真の持参はあまり必要ありません。受付で「No Photo」と言いましょう。

 

Q3USドルを持ってない!どうすれば?

A3アライバルビザの受付付近に両替所(見当たらない場合もある)ATMがあります。海外のATMからお金を引き出せるカードが無い場合には、両替所でUSドルに換金する必要があります

(カンボジアは屋台を含め1ドル以下のコインを除きすべてUSドルを使うことができるので、いずれにしてもUSドルへの換金は必要です。)

と、ここで注意があります!!

まさにこの Q3USドルを持ってない!どうすれば? こそ、私がぼったくられた原因なんです!!

カンボジア入国時のアライバルビザでぼったくられた話

USドル持ってないとぼったくられるよ!!

私は空路でバンコクから到着したのですが、ビザ取得があると知らなかった私はこんなに早くもドルが必要になると思わず、ドルを持ち合わせていませんでした

実は、代表的な経由地のひとつであるタイから入国する場合、タイバーツでの支払いも可能です。

ここでネックだったのは、看板にはタイバーツで支払う場合の料金目安の記載がなかったこと

しかし、ビザ配給所付近にATMはあったのですが両替所が見当たらず、そのため私は仕方なくタイバーツでの支払いをすることにしたのです。

そして受付で請求された額は、1350バーツ(USドルにして42ドル!!)

えーー!!12ドルも多くとられるの!?
たったの12ドルなら…と思う人もいるかもしれませんが、物価の安いカンボジア観光で12ドルは大金!
それに、今回はたまたま1350バーツで済みましたが、担当者のポケットに入ってしまうのかその真相は謎で、もっと取られてしまう可能性も十分にあります
私には選択肢がなく渋々支払うことに。
USドルもタイバーツもどちらも持ち合わせていなかったら意地でも両替所を探していたはずですし、USドルを入手して支払う方法があったのかもしれません。
でも、そもそも入国前の段階で、行動できる範囲は限られていました
時間に追われていて焦っていたのかも知れませんが、私の記憶する限り、両替所は見当たりませんでした

アライバルビザ取得時の注意点その1

必ずUSドルで$30を準備しておくこと!これに尽きます。
日本からの直行便が無いカンボジアには、タイ経由で入国する方が多いと思います。
その場合、バーツの取り扱いには十分注意しましょう。(というか絶対ぼったくられます。)
バンコクにいる間にビザ申請料プラスアルファくらいはドルに変えておきましょう。
でも次はもっと恐ろしい話をします。

USドル持っててもぼったくられるよ!!

もう、開いた口がふさがりませんよね。

これは、タイから陸路でカンボジアに入る時の話。

陸路経由でのカンボジア入国の際には、そもそもタイバーツでの支払いを求められることがあるそうです。

アライバルビザ取得時の注意点その2

USドルで$30を準備していても、陸路国境ではタイバーツでの支払いを求められることがある。

特に注意したいのは、アランヤプラテート~ポイペトルルート

アランヤプラテートには複数のカンボジア領事館がありビザの即日発行を行っているのですが、高額請求されたというトラブルが多いようです。

空路よりも陸路の国境ではトラブルが多いのはつきものですが、ビザ取得も例外ではないようですね。

USドル持参でもぼったくられることがあるなら、どうしたらよいのでしょうか。
このようなトラブルに遭わずに済む最も良い方法は、日本で事前にビザを取得することです。
次回は、カンボジア入国ビザ、残る3つの方法【ビザを日本で事前に取得するには?】をご紹介したいと思います。

カンボジアでのアライバルビザ取得、そのほかの注意点

US$30で支払いができれば最も安いアライバルビザ。

申請用紙もその場で記入ができ、手続きもスムーズ

でも思わぬ落とし穴が2つあります。

1つめはお金。そう、これまでにお話したぼったくり問題でしたね。

2つめは時間です。

アライバルビザ取得時の注意点その3

到着便が重なると、30分~1時間ほど待つことになる
私は幸いにして深夜便だったため15分程度の待ち時間で済みましたが、申請書記入や提出まで並んだ時間も合わせると30分ほどのロスタイム
シェムリアップ国際空港
この後に、さらに入国審査も待ち受けています。
1分も無駄にしたくない海外旅行、しかも長い移動の後で疲れていればこの時間はストレスになる場合も。

安心で安全な旅のスタートを切るには、事前のビザ取得をおススメします!

最後に

カンボジアだけに限らず、海外旅行の際にはその国にまつわる基本的な情報はしっかりチェックしましょう。

時には、旅慣れしている人ほど注意が必要かもしれませんね。

事前準備を欠かさずに、安全で楽しい旅行にしましょうね!

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