カンボジアの空港でアライバルビザ(到着ビザ)を申請する場合の、申請書の書き方をご説明します。
※その前に、こちらの記事を読んでいない方は必ずチェックしてください↓↓↓
ぼったくりに遭わないように気をつけてくださいね!
カンボジアのアライバルビザってなに?
日本にいる間に事前にビザを取得する方法もありますが、カンボジア入国時に現地の空港(陸路の場合には国境)でも取得することができます。
それをアライバルビザ(=到着ビザ)と呼びます。
アライバルビザ申請書の入手方法や必要書類
アライバルビザ申請のポイント
- アライバルビザ申請書は、飛行機内で配られるほか、空港到着後のビザ配給所の付近にも置いてある
- 顔写真が必要ですが、パスポート写真を代用できるので顔写真を必ずしも持参する必要はない(シェムリアップ国際空港の場合)
- ビザ申請書とパスポートを用意しておけばそれ以外に必要書類はない
私が実際にシェムリアップ国際空港のビザ配給所近くで取得したビザ申請書はこちらです。
みなさん、こんな感じでその場で記入しています。
ガイドブックなどでは顔写真が必要と書かれていますが、シェムリアップ国際空港では顔写真は持参していない人がほとんどです。
受付で「No Photo」と言えば、パスポート写真を代用してもらえます。
ただし、シハヌークビル国際空港ではその場で2ドルで写真撮影をさせられたという人もいるみたいです。
写真のサイズ
- サイズ:縦6cm、横4cm
- 帽子やサングラスなどは外し、顔がはっきりと写っているもの
- 顔がはっきりと写っていれば多少のサイズ違いは問題ない
カンボジアのアライバルビザ申請書の書き方
アライバルビザ申請書書き方の注意点
- すべてアルファベットで記入する
- 黒または青のボールペンで記入する
- 基本的にはパスポートの情報を写すイメージ
- Surname(姓):パスポート通り大文字で書きましょう
- Given name(名):パスポート通り大文字で書きましょう
- Male(男性):男性はこちらに☑チェックします
- Female(女性):女性はこちらに☑チェックします
- Place of birth(出生地):
パスポートにはありません。Japanと併せて都道府県を書きましょう。
例)日本の東京生まれの場合には「Tokyo Japan」と記入。 - Date of birth(生年月日):
パスポート通り、日/月/年の順で記入します。パスポートに【10 JUN 2019】と書かれていたら、申請書には【10/06/2019】と写します。
各月の英語表記は下記の表に載せています。 - Nationality(国籍):
パスポート通りに記入します。多くの方が「JAPAN」となるはずです。 - Passport N(パスポート番号):
パスポートの右上に書いてある旅券番号のことです。パスポート通りに記入します。
JAN 1月 | FEB 2月 | MAR 3月 |
APR 4月 | MAY 5月 | JUN 6月 |
JUL 7月 | AUG 8月 | SEP 9月 |
OCT 10月 | NOV 11月 | DEC 12月 |
- Profession(職業):以下のいずれかを参考に記載しましょう。
学 生:Student
会社員:Office worker
公務員:Government Official
主 婦:Housewife
サービス業:Service Job
自営業:Self Employed
無 職:None
- Date Passport issued(パスポートの発給年月日):
パスポート通り、日/月/年の順で記入します。パスポートに【10 JUN 2019】と書かれていたら、申請書には【10/06/2019】と写します。
各月の英語表記は以下の表をご参照ください。 - Date Passport expires(パスポートの有効期間満了日):
同上
JAN 1月 | FEB 2月 | MAR 3月 |
APR 4月 | MAY 5月 | JUN 6月 |
JUL 7月 | AUG 8月 | SEP 9月 |
OCT 10月 | NOV 11月 | DEC 12月 |
- Port of entry(入国地):下記を参考に入国地(ビザの申請をする場所)を書きます。
シュリムアップ空港から入国する場合には「Siem Reap」
プノンペン空港から入国する場合には「Phnom Penh」
シハヌークビル空港から入国する場合には「Sihanoukville」
- From(出発地):カンボジア入国前に直近で滞在していた都市名を記入します。
東京なら「Tokyo」
ホーチミンなら「Ho Chi Minh」
バンコクなら「Bangkok」
韓国なら「Seoul」
香港なら「Hong Kong」
- Flight Ship Car N(到着便名):
飛行機、船、車などカンボジア入国に利用した交通手段の便名を記入します。
搭乗券の半券の「FLIGHT」という項目に書かれていることが一般的です。
例)写真の搭乗券を参考にすると「FD619」となります。
船の場合は「Ship」、バスの場合は「Bus」、車の場合は「Car」で大丈夫です。
- Permanent address(現住所):
日本の現住所をアルファベットで記載します。
【アルファベットでの住所の記載方法】
マンションや建物名は省略してOKです。
例)〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1 皇居パレス301号室
⇒ 1-1-301 Chiyoda, Chiyoda-ku, Tokyo 100-8111 Japan もしくは、#301, 1-1 Chiyoda, Chiyoda-ku, Tokyo 100-8111 Japan
- Address in Cambodia(宿泊予定先):
カンボジアでの宿泊先をアルファベットで記載します。
ほとんどの方はホテルだと思いますので、その場合はホテル名を記載すれば問題ありません。
私はソマデビ・アンコール・リゾート&スパというホテルに宿泊予定だったので「Somadevi Angkor Resort&Spa」と記載しました。fa-exclamation-triangle注意
まだホテルを予約していない場合でも、目星をつけている宿泊予定のホテル名を書いておきましょう。ここに記載をしないと、詳しく聞かれたり時間がかかったりと手間がかかってしまいます。
- Name(同伴者(お子様)の氏名):
パスポート通り大文字で書きましょう。 - Date of birth(同伴者(お子様)の生年月日):
パスポート通り、日/月/年の順で記入します。
パスポートに【10 JUN 2019】と書かれていたら、申請書には【10/06/2019】と写します。
各月の英語表記は以下の表をご参照ください。
JAN 1月 | FEB 2月 | MAR 3月 |
APR 4月 | MAY 5月 | JUN 6月 |
JUL 7月 | AUG 8月 | SEP 9月 |
OCT 10月 | NOV 11月 | DEC 12月 |
Purpose of visit(入国目的):
観光の場合は「Sightseeing」と書きます。
ビジネスの場合は「Business」と書きます。
公務の場合は「Official」と書きます。
乗換えの場合は「Transit」と書きます。
- Length of stay(滞在期間):滞在期間は「● days」と書きましょう。5日間の滞在なら「5 days」と書きます。
- Date(ビザの申請日):まさにその日の日付を記載します。日/月/年の順で記入します。
- Signature(サイン):パスポートと同じサインを記載します。
申請書が完成したら?
さあ、これで申請書は完成です。
あとは、US$30とパスポートと一緒に提出するだけです。
支払は基本的にはUS$のみの対応ですが、タイから入国している場合にはタイバーツでの支払いもできます。
しかし、タイバーツでの支払いをする場合、ドルで払うときよりも高額請求されますので注意してください。
カンボジアのアライバルビザを申請予定の方は、必ずこちらの記事もチェックしてくださいね。
また、パスポートを一時預かられますが、ご安心ください。
名前を呼ばれるので、その場を離れないようにしてくださいね。
ビザを貼り付けたパスポートを返してもらえますよ。
楽しい旅にしてくださいね♪