【スマホ中毒?】思春期の子どもへの最高のアプローチの仕方

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中学3年生の姪と対峙する私の旦那

私には、中学3年生になる姪っ子がいます。

姉が若いころに産んだこともあり、私にとっても年の離れた可愛い可愛い妹のような存在で、小さい頃から彼女の育児に参加してきました。

ところが可愛かったはずの姪っ子も、中学3年生にもなると、何に対しても冷めている様子。

思春期の子どもなら誰しもに起こることかもしれませんが、彼女は私たちに真正面から反抗することはなく、柳のような対応をしてきます。

つまり、何を言っても右から左~

そんな中、私の旦那もそこに加わり、思春期の女の子に対して、いい意味で刺激となる言葉を投げかけていたので記事にしてみました。

親じゃないからこその無責任な発言にもとれるかもしれませんが、それが子どものやる気スイッチを押すキッカケになっているみたいです。

そんなポイントが垣間見える実際のエピソードをご紹介します。

いつの間に、私の記事が出来ている!?
どうぞお手柔らかに。

スマホ中毒なJC

私の姪ももれなくスマホ中毒です。

いつでもどこでもSNSチェック。

また、TikTokでの自撮りをひたすら繰り返しています。

親がその様子を嫌がる中、私の旦那はいつもその彼女のTikTokに参加します。
旦那のアポローチ方法 その1
彼女が興味あるものには同じテンションで興味をもつ!

姪っ子と同じテンションではしゃぐ35歳

外から眺めていると複雑な気分だなぁ~

でも、旦那が変なポーズや踊りで参加すると、姪は爆笑

これアップしてもいい?

ダメだよ、もっと完成度あげてからにしようよ!

そんな友達同士のような会話を繰り広げているうちに、彼女の心のバリアが溶けるのです。

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思春期の彼らは本当は親の望むものを知っている

彼女は「自分がスマホ中毒になっていることを親は面白くないと思っていること」をもちろんちゃんと知っています。

だから、常に「いつ何言われるか」という不安とストレスを抱えながらスマホをいじっているんです。

そして親は案の定、「そんなくだらないこといつまでやってるの」なんて言葉をかけてしまいがち。

自分がいま価値があると思って楽しんでいることを否定されてしまうと、(親の言いたいことはちゃんとわかってはいるけど)「認めてくれない」「わかってくれない」「うるさい、干渉されたくない」と感じてしまい、心を閉ざしてしまいます。

まずは、娘・息子のハマっていることにもっと興味を持って、知ることも大切なのかもしれません。

スマホをいじっているの理由は何でしょうか?

友達とのコミュニケーション、SNSによる承認欲求、ゲーム、趣味の情報収集、漫画・・・その中身は色々あります。

苦言を呈することも時には必要ですが、まずは彼らが何に興味を持って、表面的なもの(スマホをいじってる、テレビを見てる、雑誌を読んでいるなど)よりも、それらの媒体を通して本当は何をしているのか、何を知りたがっているのかを知ることは大切だと思います。

旦那が、同じテンションで彼女のTikTokに興味を持ち、積極的に参加し始めたことで、彼女は「この人には理解のないうるさいことを言われない」と感じ、会話の扉を開いてくれるのです。

こちらの軌道に乗せようとしない

そして、遊びながら旦那は姪っ子にこう話しかけます。

せっかく撮った映像だもん、みんなに「いいね!」されたいよね!!

うん!されたいの!

ね~ね~、一般人の投稿だと、どんな動画がいいねを集められるの?

一般人だったら、やっぱり意外性とか面白さがあるといいねされやすいよ!

え!なにその的確な回答!!めっちゃ分析できてるじゃん!すごい!!
いろんなことちゃんと考えながら使ってるんだね!!

まあね~
旦那のアポローチ方法 その2
彼女の興味あるものに同じように興味を持ち、あらゆる素朴な疑問を投げかけることで、無理せず自然に考えさせる。
そして、彼女の回答には食いついて、同意して、褒めて、彼女が日々無意識に向き合っているスマホには意義や価値があることを敢えてこちらから伝えるのです。

じゃあ、俺と動画面白い動画撮ったらいつもよりいいね増えると思う?

うん、増えると思う!叔父さんと姪っ子っていうコラボも面白いし、女子中学生と同じテンションで撮ったら笑えると思うし~

すっごい!戦略家じゃん!!!
ただTikTokを楽しんでるだけだと思ってたら、市場心理をちゃんと汲んで、時々に応じた売り込み方とかも習得してたんだね!!

まあね~!(そこまで何も考えてなかったけどなんか褒められた!ラッキ~)
旦那のアポローチ方法 その3
できていないことを指摘するのではなく、できていることを認めて(褒めるのではなく)尊敬する。
旦那は、本当に興味があって、本当に彼女の考えていることを知りたいのだそうです。
そして、彼女の回答ひとつひとつに本当に感銘を受けているのだそうです。

僕は彼女を「思春期の子」とか「こども」とは思ってなくて、ただどうしても年齢の関係で経験値は大人には及んでいない「一人の立派な人間」だと思ってるよ。

後日、彼女に変化が!

おじさん、聞いて~

なになに!?

人数多いほうが再生数が増えてイイネも増えることがわかって、この前10人で撮ったの!そしたら、過去最高記録いったよ!見て!

え!!!すごい!!!本当だ!!なんで人数が多いほうが効果が出るって思ったの!?

多分インパクトでまず目に留まるんだと思う!あと、大人数の方がなんか楽しいことをするかも!っていう期待もあると思う。それに、それぞれの友達も見るから自然と閲覧数もあがって、拡散効果もある!!

え!!待って待って!本当にすごいよ!!!!本当にちゃんと考えながら見てるんだね!!
すでにビジネスマインドが備わってる!!!!

まあね~!(ママ、ちゃんとこの会話聞いてる!?チラ|д゚))
考えながら何かに取り組むことを自然と意識出来て、結果まで残した姪っ子には私も感服!

本当に好きなことで、ここまで本気になれるならすごくいいよね!

本当に好きなことだから、ここまで本気になれるんだよ!
彼女の好きなこと、価値を感じていることで、彼女がさらに成長できるヒントを少し置いておくことが大事だと思うよ!
私は、これこそが思春期を迎えている彼女への最高のアプローチだと思いました。

思春期の子どもへの最高のアプローチ:まとめ

大切なのは、なによりも、彼らに耳を傾けることなのかもしれません。

彼らの大切に思っているものを同じように大切に思うこと。

そして、どんなものにも意味があることを知らないといけないのは私たちなのかもしれません。

あれはだめ!これはだめ!って大人の物差しで決めつけるのではなく、興味があるものに一緒に興味をもって同じ目線になってみることは大事なのね。

なによりもコミュニケーションが取れることが大事!

でも、親はいろんな責任があるし一筋縄にはいかないこともあるかもしれない。

だからこそ、周りの大人がしていけばいいじゃない!僕は、本気で一緒に楽しんでるよ!

み~んなで育てていけるといいよね!
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